2009年12月4日 金曜日
ゲーム理論の中で、コーディネーション(同調・調整)があります。このゲームは、参加するプレーヤーが同調する事によって、互いの利益を得るゲームです。例えば、VHSとベータの戦いは、コーディネーションの構造です。
VHSでもベータのビデオでも、消費者にとっては機能の優越よりも、みんなが使っているビデオの企画がより使い勝手が良い!という事で、先にシェアを取ったVHSが世の中に広がりました。無論、VHSは録画時間にフォーカスし、ベータは映像にフォーカスしたため、当時、2時間の映画を見るときは、2本用意する必要がありました。この使い勝手の悪さによってベータの支持は低下した事も考えられます。
でも、仮にベータが先にシェアをとっていたら、そのベータの録画時間も持続的な技術革新によってすぐ解消されたかもしれません。結局、この戦いは、どちらが優れていたか?という事よりも、どちらが沢山使われたか?つまり支持が多い方に他の人も影響されたのです。まさに、コーディネーションですね。
友達とビデオの交換をする時も、VHSだったら支持者が多くて、問題が無いけれども、ベータだと持っている人が限られている。うん、不便。ビデオをレンタルする時も、ベータのビデオは数が限られていて、やっぱりVHSが良かったりします。という事で徐々にベータを使っている人もVHSに乗り換えていったのです。
つまり、特別な理由は無いけれども、皆がVHSを使っているので、自分もVHSを選択する。皆が同じ選択をする事によって、互いの利益を得られるというゲームです。
これって、いろんなところに見られます。例えば、企業のお昼の風景。あるチームの人たちは、昼休みになると、無言で食堂に移動して、一緒にチームでランチをとるかも知れません。本当は、それぞれが自分たちの時間を過ごしたいのに、そのチームがもともと暗黙的に一緒にランチをしていたので、後からは行った新人君も従わざるを得ないのです。コーディネーションの場合、そのルールに従う事によって利益を得るゲームですが、一度決まった事については変化させにくいというのがあります。
企業の中で、沢山ハンコを押さなければ決済が下りないような部署。これもこーデイネーションによって決定されているかもしれません。いい加減、現実にそぐわないルールなので変更すればよいのだけれども、一度決まったルールを変更するのは以外にも骨が折れる仕事なのです。
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2009年11月24日 火曜日
戦略がない!実に戦略がない!もったいない!とまま思う、今日この頃です。
この閉塞感のある時代の次の一手は?何に投資するか?何に投資しないか?
お客さんが来店してくれない。。。
この商品、サービスには自信があるどうやって戦略を組み立てるか?
戦略なき、打ち手(戦術)は、羅針盤を持たずに航海に出るに等しいんです!
戦略は単純、だけどその構築と実践は正直、簡単ではありません。
リーダーシップ、人事組織、財務会計、マーケティング、経済学、E-コマースなど
あらゆるビジネス・ナレッジ、スキルが必要となります。
これには相当の努力と一定の時間が必要です!
しかし、時間は止まってくれません。
刻々と変わるビジネスを取り巻く環境の中、今すぐ戦略を構築し、実践に移したい!
そんな方のために私達は存在します。
私達の戦略策定支援はちょっと違います。
戦略を策定するのは「あなた自身!」。私達ではありません。
私達がお手伝いするのはファシリテーション。
戦略を立てることができるように、色々な角度から優しい言葉で質問します。考え方を優しい言葉でお教えします。
ワイワイガヤガヤ楽しく、厳しくご一緒します!
1カ月から2カ月で頭と気持ちが晴れる戦略をご一緒に作ります!
次の戦略は我々なしで立案できるように。。。。
是非ご相談ください。
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2009年11月24日 火曜日
景気が悪くなるとコスト削減のために、全ての部門のコストを一律に削減する企業を多く見ます。特に、マーケティングや人材教育費などは問答無用に削減されています。短期的には経費が浮くでしょうが、景気が戻ってくる頃には、競合する企業や全く違ったプレーヤーに差をつけられるばかりでしょう。
企業の業績が優れなくても、自社のコアには投資を続け、将来の仕事を継続的に作りだす事が必要です。このように書くと、言葉で言ってもと思われるでしょう。しかし、どうでしょうか?儲かっている時にも、一律に全ての事業に投資を拡大しますか?きっとポートフォリオを組んで、より尖った投資を行う意思決定をするでしょう。
儲かっている時も、儲かっていない時も、メリハリをつけて、得意分野にフォーカスを絞り、そので利益を出せる体質を作る事が今後の不確実な世界で戦っていくためには重要な事です。
そんな中、とある中堅企業では、経費を削減するのではなく、部門間のコミュニケーション・ロスを見出して、それによって生じていたネガティブな要素を削減する試みで業績を回復している企業があります。部門間に壁があり、互いの情報を共有できていないために営業のロスが出ていたり、取れるはずの仕事を逃していたりしていました。
そこで、営業部門と現場部門が密にコミュニケーションを行えるように事務所を1つにまとめました。始めは、移動にややロスが出たそうですが、互いが有機的に情報を交換する事で2度手間、3度手間が省け、結果的に効率が30%向上したそうです。
それから従来の営業の提案と言えば、とにかく1円でも価格を下げる事!と考えていたようですが、現場と営業が密にコミュニケーションを図る事で、顧客が望んでいるニーズやウォンツが顕在化し、それに対しての提案をするようになったそうです。結果、提案する価格は高くなりましたが、顧客のニーズに沿っているため、競合することなく新規の受注につながっています。
同業他社と同じ動きを取ったところで体力がある企業が残り、体力が無い企業はすたれます。生き物の生存競争と同じです。生き残るために、いや、成長するために、今だからこそ、他社と違ったポジショニングを明確に示して、全ての分野で拡大するのではなく特定の分野に絞り切って売上よりも利益率を高める動きをする事で、ピカピカに生まれ変わることだって可能なのです。
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2009年11月20日 金曜日
ブランド・アイデンティティ或いはブランド・ポジショニングを見込み顧客に伝え、理解してもらい、そのブランドに対してロイヤリティを持ってもらうには、購買前体験、購買体験、購買後体験のすべての顧客コンタクトの場面で、一貫したメッセージを伝え、感じてもらわなければなりません。
つまり、上記の3つのステージ全てもあらゆるシーンにおいて、ブランドの約束を果たさなければなりません。と書くことは簡単ですが、これは至難の業です。。。
そもそも、構想・構築したブランド・アイデンティティが競合他社との差別化ができているか?
その差別化は、お客様の利益になるか?
見込み顧客の設定に間違いはないか?
ブランドのアイデンティティを従業員が理解しているか?
という問題があります。
これを万が一にでもクリアーできたとしても、それを伝え、約束を守れるか?
という難題に直面することになります。
上記の3つのステージで、特に忘れられがちなのが、”購買後体験”でブランドの約束を果たすことです。新規の顧客を取り、購買してもらうまでには、適切な資源配分と方法がとられているか否かは別として、多くの企業は一生懸命になります。
しかし、ブランドの約束を守り、故にそのブランドにロイヤリティを持ってもらう決定的なステージは、購買後体験のステージです。
そして、実は、購買までのステージを改善するより、大生にしてこの購買後体験を改善する方が、コストも安く、即効性があるんです!
この購買後体験でステージにおいて、顧客にブランド・ロイヤリティを持ってもらう方法は様々あります。どんな方法があるか?そしてそれを実践しているか?
頭の体操してみましょう!
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2009年11月18日 水曜日
皆さんは”交渉”をしていますか?
という質問に何と答えますか?この質問に”いいえ”と答えるこのできる人はいません。
仕事であれ、プライベートであれ、或いは自分一人でも、実は毎日交渉の連続なのです。
この”交渉”。実は、単に交渉ではなく、”アートであり、サイエンス”なのです。
私は、仕事でも、プライベートでもしょっちゅう交渉をしています。また、MBAの科目のでも日本語訳すると効果的交渉学という科目を勉強しました。これらの経験の中で強く感じることがあります。
交渉とは、当事者同士が問題解決を図ることなのです。
本来、実質的・本質的な問題の発生とその認識とその解決が交渉のスタートなはずなのです。
しかし、多くのケースで、交渉か進むにつれて、実質的・本質的な問題が、感情と立場の問題にすり替わっているのです。
例えば、買った商品の不良に対応して欲しいという交渉が、いつの間にか、この商品を製造した会社に問題がある、この会社が憎い、販売の担当者に文句がある、、、となるわけです。こうなるともう大変です。真摯な大人の協議とは全く無縁の疑心暗鬼の世界・負のスパイラルにまっしぐらです。
こうなった場合の解決策は?これは、ここでは記述しませんが、一つだけ。Go to the Balconyです。一度、第三者の視線で、現在行っている交渉を階上のバルコニーから見下ろしてみてください。実質・本質的問題点の相互認識はなされているか?立場を守る、感情をぶちまけることにすり替っていないか?もし、間違いに気づいたら、階下の議場に戻って、立場と感情は後にして、実質的・本質的問題の解決に取り組みましょう。
最後にもう一つ事例を。
「恋人・夫婦の会話編」
正月休みの旅行の計画を立てようとなったとします。これは、お互い休みを利用して楽しむ、癒しを得ることが本質的な問題のはずです。
ところが、大変です。彼は「東京に行きたい」、彼女は「沖縄にいきたい」となりこれが中々決まらない。すると、この前の休みは、君の行きたい場所にいったぞ、だから今度は譲れない!とかいつも貴方は譲歩しないわ。そこがむかつくわ!となる。二人で楽しむための本質的な問題が、今度は自分の立場を優先させろとか、感情のぶつけ合いに発展するわけです。
おいおい、二人で楽しむための計画だろ?
僕は、「これこれ1の理由で東京がいいんだよ。」。私が沖縄に行きたいとおもった理由は「これこれ2よ」。「なんだそうだったのか!」。「これこれ1とこれこれ2が両方ともできる○○に行くのはどう?」
「それだ!」となり、そして「あなた愛しているわ。」「君も愛しているよ。」となるわけです。
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2009年11月15日 日曜日
このようなことを知りたい場合、購買に至るまでの各ステージを一つ一つ感だけではなく、科学的に検証してみることを
オススメします。
購買に至るまでのステージには、
AIDMA
AISAS
マインドフロー(佐藤義典氏)
などなど様々なモデルがあります。
*上記それぞれに内容については、googleってみてください。(ご自身で調べることに価値があります!)
そして、ご自身のビジネスでもっとも最適なモデルはどれかご検討ください。
以下は、佐藤義典氏提唱のマインドフローモデルです。
顧客が購買に至るまでは、以下のステージ、順を踏むと考えます。
(しかし、日用品など、一瞬で手にとって購入するものは除きます。)
認知 : 知らなければ興味を持たない(商品・ブランドを広告などで知る)
↓
興味 : 興味が無ければ行動しない(キャッチコピーや宣伝内容から商品に興味を持つ)
↓
行動 : 行動しなければ、買おうと思わない(HPを見る、店に行く、資料請求するなどの行動をする)
↓
比較 : 競合商品と比べて勝っていなければ買わない(競合商品と価格、性能などを比較する)
↓
購買 : 買わなかったら使わない(お金を出して購買する)
↓
利用 : 使わなかったら愛情を持たない(マニュアルなどを見ながら使う、食べる)
↓
愛情 : ファンにならなければ、リピートしてくれない(気に入ってリピート、口コミする)
さて全体の各ステージでどこが一番ボトルネックか?
或いは、各ステージで何かできるか?改善できるか?
と考えてみると、状況を改善するヒントになると思います。
どうしたら、行動(資料請求、来店など)するだろう?行動(資料請求、来店など)しやすくするための手だては?
顧客は必ず比較しますので、比較で勝ち抜くには?
ボトルネックとは、
前ステージから急激に割合が落ちるステージがボトルネックということです。
例えば、
行動まではするが、購買すなければ、比較のステージに問題があるわけです。
いずれにせよ、上記のようなモデル、フレームワークを用い、検討してみることをオススメします。
何もなく感やスタッフへの聴取だけで判断しないようにしましょう!
感や、個人の思い込みはもっともNGです!
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2009年11月13日 金曜日
訳の分からない記事タイトルですね。
小生、そろそろ、自宅を購入しようとちょっとづつ検討中です。
福岡のマンション事情を知ろうと、色々とサイトで検索をしています。
基本的にポータル系のサイトは、そこからの資料請求も収入源ということで、直接マンションの特設サイトにリンクされていません。
しかし、殆どのマンションは特設サイトがありますよね。ポータル以外にもそれを見たいと思うのは人情。
ところが、特設サイトの見ようとした場合、
「マンション名をコピーする」ー>「google or yahooで検索」という手順を踏まなければなりません。なんという不便。と思っていたところ、自宅にたまに入るセレンデというフリーペーパーのサイトにアクセルしてみると、あるではありませんか。
http://serende.net/serende_es/fukuoka_ms_index/index.html
福岡市内で販売中のマンションの一覧。そして、惜しげもなく直接特設サイトにリンクされています。便利!だけど収益モデルはどうなっているんだろう?多分無料で掲載しているのではないかと思います。
収益モデルも優先させたら、顧客の利便性は犠牲になる。うーん、ジレンマですね。
しかし、世の中、こういうジレンマとGAPのあるところには、必ず新しい製品・サービスが生まれます。ジレンマとGAPを埋めようという裁定が必ず働きます。
近いうちに、不動産ポータル系で収益モデルとしても成立し、顧客の利便性も兼ねたモデルができるでしょうね。
もう、いくつも有るとは思いますが・・・。
顧客目線のジレンマとGAPに注目です!
*ちなみに、このサイトこんなものもありました。面白い!
http://tantei.cinq5.com/
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2009年11月11日 水曜日
おい、おい、おい。
リーダーでなくても、マネージャーでなくても、ビジネス・パーソンなら個人事業者であれ、なんであれ、自社あるいは自分のビジネスの損益分岐点くらいはしりましょう!
意外に知らない人が多ーい!
これ知らないで、ビジネスするなんてありえなーい。です。
いくらがんばって売上あげても、損益分岐点しらないと、真っ赤っか。なんてこともあり得ます。
ネットでその意味、計算方法などいくつも出てきますので、是非、ご自身で調べて、計算してください。
自分で調べて、やることに意味があります!
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2009年11月9日 月曜日
下の図で、リーダーがすべき行動領域はどこでしょうか?
答えは、重要度が高く、緊急度が高い③ではありません!
答えは、①です。
リーダーは、重要度が高く、今やらなければ緊急度が高くなってしまう①を、緊急度まで高くなってしまう前に、処理する・着手しなければなりません。
例えば、資金調達。
資金調達は、とても重要な仕事です。しかし、緊急度が高くなってからでは、交渉力で既に負けている状態での極めて不利は状況での調達になります。
ちなみに、④の重要度が低く、緊急の仕事はシステム化すべき仕事です。
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2009年11月9日 月曜日
午前中、早嶋が起業してからずっと仕事をさせて頂いている経営者の方と、彼の会社の将来ビジョンを作成するブレストを行っていました。本日は開業10年の特別な日。そんな日に、さらなるステップのため会社のビジョンをワイガヤでブレストする、特別なミーティングでした。
改めて、起業からこれまでの軌跡を聴いていると、医院が急激に良くなったターニングポイントがあります。その瞬間は、経営者が変わった事です。物理的には同じ経営者ですが、経営者の考え方が180度変化したのです。それまでは、医院は経営者一人の力で引っ張っている、優秀なスタッフや社員がもっと必要だ!という認識でしたが、ある時、気付いたそうです。
経営は一人で行っているのではない。ましてや医療サービスの提供は社員やスタッフが行っている。ドクター1人が提供できる治療や医療行為、医療サービスはスタッフや社員がいるからこそ提供出来ている。1人で行っているという認知は大きな勘違いだ!と。
その日から、今まで社員やスタッフの悪いところしか見えなかったのが、良く考えているところや、伸びているところなど、社員やスタッフの良い点が見えるようになったのです。これまでは、自分が全てやっている!という認識だったので、社員やスタッフの良い点を見るという視点が無かったのです。
そうするとどうでしょう。駄目だ!と思っていたのは、実は良く頑張っているけど、やり方が少しまずかったり、方向が少しずれていたり。取り組む行動は前向きだけどちょっと違う。というのがどんどん見えてくるようになったそうです。そして、社員やスタッフに対して起こる事なく、その事を伝えて、良い方向に導くようにします。結果、経営状況が徐々に良くなってきました。
これまでは、主体は自分だと思っていたので、部下の様子は悪いところしか見なかった。しかし、その日から徐々に主体は部下で、自分はその部下を支えているとの認識になったので、彼ら彼女らの良いところを伸ばすための視点が生まれてきた。結果、部下に対してのコミュニケーションが改善され、部下も経営者に対してポジティブな反応をするようになったのです。
経営者の行動が部下に響く。まさに社員は経営者の鏡なのです。
部下や社員の動きが悪い場合、彼ら彼女らを否定するのではなく、経営者である自分の行動を顧みる。彼ら彼女らの行動や結果は、経営者の反応の結果だと。経営者の視点が変われば、部下の反応も良くなるモノです。しかし、これに気付くためには非常に長い時間がかかるのかもしれません。
そんな事を考えた午前中でした。
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