2010年2月11日 木曜日
ヒトの脳みそは生涯に3%程度しか使われないと聞いた事があります。1990年代の脳科学者の主張です。従って、97%は休眠しているのだから、一生懸命無い脳みそを少しは働かしても脳に負荷はかからないよ!などと良く精神論の根拠として引き合いに出されます。
しかし、実際は3%以外の領域は全くサボっているわけではない事が最近言われています。進化の過程で無駄な領域をあえて残しているのも変な感じもするので、この主張は興味があります。近年のアプローチは、3%の部分が脳の顕在意識にリンクした脳細胞で、潜在意識に直結した脳細胞が97%あるというものです。
顕在意識の役割は目の前のモノを口に入れて食べるとか、特定の記憶を思い出すとか、意図的な行動に直接的に連携した脳の活動だそうです。一方、潜在意識の役割は知らないうちに脳が使っている部分です。もっと言えば意識をしないでも脳はありとあらゆる情報を収集しているというのです。なんかすごいですよね。
論文の一部に、これらを説明する際にカクテルパーティー効果の話が出ていました。騒がしい人ごみの中では他人の会話は雑音にしか聞こえないのに、突如自分に関係がある話題であったり、自分の名前に関する事だったら、とっさにその内容が耳に入ってくることでしょう。このような効果をカクテルパーティー効果と呼びますが、もろに97%の部分の脳の働きだというのです。確かに、納得しますよね。実際は意識していないはずなのに、急にその部分の内容だけ聞き取れるのですから。
近年、マーケティングの世界でも熱く話されているキーワードに感性があります。この感性は、先の潜在的な脳の部分を刺激しているという主張もあります。だとすると、今後ますます脳の研究が盛んになれば、これまで想像もつかなかったマーケティングの手法が編み出されて、無意識のうちに企業にマーケティングされているかも知れないのです。
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2010年2月3日 水曜日
香りの効果を存分に活用している商品に入浴剤があります。身体の健康をサポートする効果と心を癒す効果の2つがあります。
日本で入浴剤が販売され始めたのは明治の半ば頃よりで、庶民にとっては銭湯が主流で家庭のお風呂はまだまだ。家庭にお風呂が普及するのは高度成長時代、1960年代からです。そして、80年代、入浴剤にヒット商品が生まれます。花王のバブです。
有名な話ですが、過去売れたバブを並べると、実に地球2周半。炭酸ガスの効果、という位置づけで誰もが一度は使った事がある商品です。このバブ、発売当初からユズと森は大人気です。特に冬場はユズ、森。夏場は森、ユズの順に売れているようです。
5月5日は端午の節句、菖蒲湯に、当時は柚子湯が有名ですね。この風習がバブの順番を決めているのでしょう。習慣と香りが自然と消費者の体にしみ込んでいるのです。
さて、そんなバブもプロモーション時におけるメッセージが変遷しています。発売当初の80年半ばは、体力重視の時代だったのかも知れません。リゲインのCMでは24時間戦えますか?などのキャッチコピーが流行ります。バブも、帰宅後の疲れをいやすための商品として位置付けられます。しかし、近年は肉体疲労よりも精神的な気持ちの部分の疲れを取るという欲求が強くなっているのです。そのため、癒し効果を訴求する面が強くなっています。
疲労回復から心の癒しへ。CMでのメッセージも変遷しているのです。この変化を如実に表わしている商品が09年秋に発売された「気分で選べる香り詰め合わせ」のバブ新アソートです。香りによるリラクゼーションの効果を強く訴求しています。
バブと香り。目的は違ってきていますが、時代の変化によってその効果を最大限に活用している見事な組み合わせですね。
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2010年1月28日 木曜日
Wake me UP!
沖縄の国際通りと公設市場の間にあるアーケードにて。インパクトのあるTシャツでした。ラコステは文句を言うまいぞ。
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2010年1月17日 日曜日
ワークショップやコンサルティングをさせて頂いている時、マーケティングや経営で考えられる成功要因なんて、後付け理論に過ぎない!と発言される機会が多くあります。私も、どちらかというと後付け理論という点において賛成です。しかし、先付けか後付けかは別として、理論として整理している事が重要だと思います。
実際、多くの理論は帰納的な方法で個々の事象から事象間の本質的な関係をあれやこれやと推論して、一般的な原理をまとめています。そして、そのように一般的に原理を示すことで、今度は演繹的に一般的な原理からここの事象を導きます。
ややこしく書きましたね。例えば、ある事象において、なんとなく成功したとします。もし、そのなんとなくの要因が体系化できなかったり、何らかの因果を見出すことが出来なければ、なぜ成功したのかを付きとめる事が難しくなります。これは独りで全てを完結して、同じような事象を二度と行う必要が無ければさほど問題ないことです。
しかし、ビジネスの世界では違います。同じような事象を繰り返し高い確度で達成する事によって、効率的に効果的に成果を上げ続ける事ができます。また、成果を上げ続けるためには、組織で行う必要性がでてきます。独りで出来る事には限界があるからです。もし、何らかの事象において、なんとなく成功した事があったとしても、なんとなくのままでは成功のメカニズムを解析することができません。となれば当然、再び成功する事が博打になるかもしれません。また、他者に説明して行動して頂く事も難しくなるでしょう。
そのために理論を活用するという1つの選択肢があります。なんとなく成功した要因を、世の中であれやこれやと言われている理論に当てはめて、なぜ成功したのかを考えてみます。これがフレームワークかもしれません。勿論、様々なフレームワークがあるので、どのフレームに当てはめて考えるかは当人のセンスや知識が必要です。しかし、枠に当てはめて考える事で、物事を単純化して考える事ができます。勿論、ぴったりはまる枠が存在するとは思いません。その時は、足りない部分やはみ出た部分だけ例外として、自身のオリジナルの考えを付け加えると良いと思います。
すると意外に何故成功したのか?これまで漠然と思っていた事が、筋道が見えてくるかもしれません。筋道が見えると言う事は、また成功するためには、何をどのように行動すると良いのかが見えてきます。筋道が見えると言う事は、他者にお伝えする事も容易になると言う事です。
もし、該当するフレームが無くても、今度は単純化する中で、あるいは何故、成功したのだろう?と考える中で自信で理論化してみればいいかもしれません。理論化するというと難しいかもしれませんが、成功した理由を整理して、再現性を持たせる方法を考えるのです。
勿論全ての理論は仮説です。ただ、仮説を設定する中で、成功しても失敗しても、常に戻ってなぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?途中途中戻りながら確かめる事ができます。いわゆる検証です。すると、次にもっと効率的に成功するためには?失敗した理由はなんだったの?などが見えてくるでしょう。
なんとなくのままだと振り返りもできませんし、それを活かす事も難しでしょう。そのために体系化する。理論化する。整理する。そのひとつの方法が世の中で言われている様々な経営理論かもしれません。要は、なんとなくの事象をシンプルに分解するためのツールなのでしょう。
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2009年12月4日 金曜日
ゲーム理論の中で、コーディネーション(同調・調整)があります。このゲームは、参加するプレーヤーが同調する事によって、互いの利益を得るゲームです。例えば、VHSとベータの戦いは、コーディネーションの構造です。
VHSでもベータのビデオでも、消費者にとっては機能の優越よりも、みんなが使っているビデオの企画がより使い勝手が良い!という事で、先にシェアを取ったVHSが世の中に広がりました。無論、VHSは録画時間にフォーカスし、ベータは映像にフォーカスしたため、当時、2時間の映画を見るときは、2本用意する必要がありました。この使い勝手の悪さによってベータの支持は低下した事も考えられます。
でも、仮にベータが先にシェアをとっていたら、そのベータの録画時間も持続的な技術革新によってすぐ解消されたかもしれません。結局、この戦いは、どちらが優れていたか?という事よりも、どちらが沢山使われたか?つまり支持が多い方に他の人も影響されたのです。まさに、コーディネーションですね。
友達とビデオの交換をする時も、VHSだったら支持者が多くて、問題が無いけれども、ベータだと持っている人が限られている。うん、不便。ビデオをレンタルする時も、ベータのビデオは数が限られていて、やっぱりVHSが良かったりします。という事で徐々にベータを使っている人もVHSに乗り換えていったのです。
つまり、特別な理由は無いけれども、皆がVHSを使っているので、自分もVHSを選択する。皆が同じ選択をする事によって、互いの利益を得られるというゲームです。
これって、いろんなところに見られます。例えば、企業のお昼の風景。あるチームの人たちは、昼休みになると、無言で食堂に移動して、一緒にチームでランチをとるかも知れません。本当は、それぞれが自分たちの時間を過ごしたいのに、そのチームがもともと暗黙的に一緒にランチをしていたので、後からは行った新人君も従わざるを得ないのです。コーディネーションの場合、そのルールに従う事によって利益を得るゲームですが、一度決まった事については変化させにくいというのがあります。
企業の中で、沢山ハンコを押さなければ決済が下りないような部署。これもこーデイネーションによって決定されているかもしれません。いい加減、現実にそぐわないルールなので変更すればよいのだけれども、一度決まったルールを変更するのは以外にも骨が折れる仕事なのです。
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2009年10月16日 金曜日
「いいことも悪いことも両極端に出るときです。ポジティブな言動を心がけると順調運に乗れるでしょう。」
電車のテロップに流れていた占いの一フレーズです。これって誰にでも当てはまるなーと考えながら見ていました。
これバーナム効果と言われています。誰にでも当てはまる事がありそうな曖昧で一般的な内容の記述を自分だけに当てはめて受け止めてしまうこと。占いを否定するわけではないですが、このような効果を利用しているのも事実でしょう。
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2009年10月14日 水曜日
じゃんけんの話です。
グーに勝つには何を出しますか?
チョキに勝つには何を出しますか?
パーに勝つには何を出しますか?
無論、グーにはパー、チョキにはグー、パーにはチョキを出すでしょう。じゃんけんで勝つための戦略は間違いなく、敵の出方を見て対応する、つまり敵の出方次第です。
これはマーケティングを考える上でも参考になるかも知れません。時に何が最良の戦略かは、敵の出方次第で変わるという事です。
しかし実際は、最善の策は1つしか存在しないがごとく考えられます。仮に敵が価格戦略を取り、価格をどんどん下げて来たとします。すると、その相手(つまり、あなた)はそれに応じてやはり価格を下げるという方法で望むでしょう。相手が取った最善の策よりも更に最善の策を!と考えるのです。
同じ戦略を敵よりも上手に実行すれば対応できる!一見、論理的ですが本当でしょうか?確かにヨットの首位の戦略は二番手が取った行動をまねている限り、抜かれる事はありません。
しかしマーケティングの発想は違います。敵が価格を下げたら、上げる事はできないだろうか?と発想します。つまり、じゃんけんの手の大局を考えるのです。
例えば、米国ではマクドナルドは子供むけの場所!という位置づけが定着していたとします。特に2歳時から6歳児の場所です。ドナルド、ハッピーセット、ブランコやら滑り台。米国のマクドナルドは遊園地のような演出をしている店舗が実に多いです。
では、2位のバーガーキングはどのようなポジションを取ると良かったでしょうか?例えば、じゃんけんに倣えば、大きくなったら行くお店、です。つまり、ハッピーセットを卒業したらバーガーキングに行こう!というポジションを取るのです。
しかし、実際のバーガーキングはマクドナルドの戦略を踏襲しました。マクドナルドよりも遊び場を広く取り、お子様向けのメニューの改善を図りました。敵が取った策は最善の策だ、それならば更に最善の策を繰り広げよう!という発想でした。
結果、何が起こったのか?バーガーキングのトップが何人も交代したことを見れば明らかです。
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2009年10月13日 火曜日
ゼロ円からのオンライン・ビジネス・コンサルティング”ビザインの脳みぞ”オープンしています。
以下、プレスに配信しました、リリースです。
フランク、カジュアル、ファンキーな戦略コンサルティングを運営する株式会社ビザイン(福岡市:代表取締役 早嶋聡史)は、この程、ゼロ円からのオンライン・ビジネス・コンサルティング”ビザインの脳みそ”をオープンさせました。
株式会社ビザインは、従来の戦略コンサルティングファームとは一線を画す”ファンキー、カジュアル、クランク”というポジショニングで、個人事業者、小・零細企業の戦略コンサルティングを福岡市を中心に、東京、全国で展開している。
個人事業者、小・零細企業から見ると、既存のコンサルティングファームの敷居が高く、
そのサービスの質を事前に試すことはできない。
そして、コンサルティングに対するニーズに企業の規模は本来関係ない。
そこで、今回、ゼロ円から試すことのできるオンライン・ビジネス・コンサルティングを
オープンさせるに至りました。
”ビザインの脳みそ”
URL: http://www.b-noumiso.com
【株式会社ビザインについて】
株式会社ビザインは、2007年設立の
”ファンキー、カジュアル、フランクな”戦略コンサルティングファーム。
個人事業者、小・零細企業の経営脳創造をミッションにしている。
”ビザインの脳みそ”の他、
店舗、中小規模のM&Aを仲介をする”ストラテジックM&A”を展開している。
また、間もなく、
個人事業、小・零細企業経営者向けの超実践的経営者育成アカデミー
”経営者脳養成ギブス(仮称)”を開始させる。
”ファンキー、カジュアル、フランク”な戦略コンサルティング
株式会社ビザインのURL
http://www.bizign.jp
株式会社ビザインのBlogのURL
http://www.bizign-blog.com
店舗、中小規模のM&Aを仲介をする”ストラテジックM&A”
URL
http://www.stma.jp
【本件について報道関係からのお問い合わせ先】
株式会社ビザイン 担当:早嶋聡史
TEL:092-735-0433 Mail:contact@bizign.jp
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