2010年1月30日 土曜日
Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)がまもなく公開されますね。シリーズの鏡の国のアリスの一節に、赤の女王が次のように話しています。「ここではね、同じ場所にとどまるだけでも、もう必死で走らなければならないんだよ」と。アリスを叱りつける場面です。
現在の世の中を考えてみます。マーケットのシェアを優位な状況で取っていたとしても、ぼーっとしていたら、すぐに追い越されます。同じポジションをキープするだけでも努力が必要です。仕事をしていても、同じ立場を維持するだけでも、努力しなければ他に追いつかれるでしょう。
昔は良かったかもしれません。しかし、今では敵は社内ではなく、社外です。そして、競合は国内だけでなく世界です。そして競合と思っていなかった業界や企業や組織までもが的に成りうる世の中です。
鏡の国のアリスで出て来た赤の女王の発言。まさに、今の世の中にもそっくり当てはまりますよね。世の中は絶えず変化している。そのため、その中でうまくやっていくためには、個人もそれなりに変化しなければならないと思います。これはマーケティングにおいてもあてはまります。
世の中の変化、市場の変化、消費者の変化。どのように時代とともに伴奏するのか?常に変化の先にあるもの、変化の先に何をするべきか?予測しながらその変化に対応するべき行動を取る必要があると思います。
先日、センター試験が例年のように日経に掲載されていました。数学、物理、英語の問題を解いてみました。案外解けます。というのもパターンが私が受けた時と全く変化していないからです。センター試験は大学に入学する時のひとつの評価軸。世の中がこれだけ変化しているのに、その評価軸が変化していない。何か、将来の日本にものすごい恐怖を感じてしまいました。
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2010年1月29日 金曜日
スーパードライに飲み飽きたら、たまにどうでしょう?ゴーヤードライ。
「洗練されたクリアな味、辛口」SUPER “DRY”
「選別されたゴーヤの味、苦味」GO-YA- “DRY”
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2010年1月28日 木曜日
Wake me UP!
沖縄の国際通りと公設市場の間にあるアーケードにて。インパクトのあるTシャツでした。ラコステは文句を言うまいぞ。
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2010年1月28日 木曜日
「JALと支援機構の再建計画によれば3年後の営業利益は1100億円以上」としていますが、実現は厳しいと感じます。
再建計画の大きな方向性は、「安売りを前提として利益を出す計画」と読み取れます。この方針は問題だと思いす。公的資金を注入したJALが値下げをすると、競合であるANAも追随して価格を下げるしかないからです。
飛行機に乗る人にとっては嬉しいかも知れませんが、無理な競争が働けば企業は苦しむだけで共倒れの可能性だってあるでしょう、勿論、最悪のシナリオですが。これに対してANAのトップは、国土交通省に対して公正な競争条件の確保を要望しています。極めて正当な要望だと思います。
欧州には公的資金を受けた企業は不正に価格を下げられない規制があります。しかし大手2社しか存在しない日本にはそのような規制は有りません。政治主導を掲げている以上、上記の競争に関わるルールを明らかにするべきでしょう。
そもそも政府が関与する目的がいまいち不明な気もします。もし国の介入が正当化できるとすれば、1)銀行の公的資金のような連鎖倒産を防ぎ金融システムを守る目的、2)GMのように従業員が多く地域経済に多大な影響を与える場合、3)一企業でなく国が産業自体を強化する場合、などがあるでしょう。
今回のJALの支援はどれにも該当しないと思います。となれば過剰な支援といわれてもおかしくありませんね。オプションとして、法的整理ではなく、私的整理でも良かったと思います。公的資金と債務放棄額が少ないからです。また、破産処理も可能だったのではないでしょうか。実際、過去米国のパンアメリカン航空では破産処理を選択しています。効率の悪い企業は一度、退場するという考え方を取られたのです。因みにパンアメリカン航空は、JAL同様、国を象徴する航空会社でした。
上記意をぜーんぶ譲っても、やはり企業年金の話は甘すぎます。昨年の暮れにまとめられた支援機構の計画と比較して、今後の計画は公的資金の額も銀行の債権放棄額も大きくなっています。勿論、公的資金は我々が負担するお金です。しかしながら、企業年金の削減幅は退職者で約3割、現役で約5割のままで、ステイです。やはり違和感を感じますよね。
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2010年1月27日 水曜日
キングジムのポメラ。良くマーケティングされた商品だと思います。ポメラは、文庫サイズのケースに折りたたみ式のキーボードとモノクロ液晶がついただけのシンプルなメモ帳です。ただしデジタル。
一言で表すならば「デジタルメモ」、テキスト入力に特化したデジタルメモです。
そもそも何故このような商品が生まれたのでしょう?開発者のインタビューを見ていると、次のような事がきっかけのようです。
「カバンの片隅に入って、テキストだけ打てて電源の心配をせずに使えるものがないかと、常々モヤモヤしていました」そこで、「毎日のように行うミーティングを記録したり、ちょっとしたアイディアを打ち込める手軽なツールがあったらいいなぁ」「手軽にデジタルメモが取れる何かないかなぁ」と。
ポメラは、見事上記の困ったことや、こんなのがあったらいいなぁ、を形にしたソリューションですね。
以下、ポメラのマーケティングミックスを見ていき、その後、今後の改善等や展開の方向性を考えてみました。
【商品】
デジタルメモのコンセプトを実現するために、手軽さと電池の持ちは工夫されています。サイズも370gの文庫サイズ。どこでも持ち歩けて、何時でも使える。それが20時間の駆動時間というスペックに落ちついたのでしょう。
特徴は2つの安心感でしょうか?1)1日4時間使っても5日間はOK、つまり1週間は電池を交換せずに使えるという安心感。2)単4電池2本という電源構成は、どこでも手に入る!という安心感を提供しているのでしょう。
ポメラのディスプレイは、今時珍しいバックライトの無い反射型モノクロ液晶です。しかし、コントラストが非常に高いため、暗いところでも十分に使えます。キーボードはパンタグラフ式で折りたたみ可能な仕組み。キーピッチは約17mmでキーの横幅を均一にすることで打ち間違えをしないように配慮した設計です。タッチ感も適度にクリック感があって打ちやすいです。
ポメラはデジタルメモですから、云わば書く道具です。そのため耐久性は、2万回以上の開閉テストにたえ、一般のノートPCと同様の鍵数に耐えるようキーボードです。それから、75cmの高さから6面のどこから落としても大丈夫という落下耐久性も保持しています。
外観は、本体の補強も兼ねた天板・鏡面仕上げ。きょう体にはラバー塗装を施して、毎日持ち運びたくなるような質感にしているところもにくいです。
【価格】
価格帯を考えるときにネットブックの存在を意識しているようです。そのため2万円を切る価格というのが当初のゴールだったとこ。結局、発売価格は2万7300円でしたが、部材の質や耐久性などを考慮した結果、どうしても2万円を超える価格になってしまった、というのが実のところのようです。ただし、価格コムで見て見ると実売価格は2万円を切り、最安値で1万5000円くらいのものも出ていました。結果的には目標の価格をクリアしているのです。
【流通・プロモーション】
ネットの通販と家電量販店です。この商品が売れだしたのは、ネットの世界のバズです。mixiのコミュニティーをきっかけにポメラユーザー会が立ち上がり、その世界から広まったとの話もあります。これを意図的に仕掛けてのかは分かりません。
ポメラの売上ですが、2008年11月の発売当初で年間3万台を目標に設定されていました。しかし、12月10日付けで「製品供給不足に関するお詫び」と題する発表をするほど人気が集まり、一時品薄状態が続きます。この状況は09年の2月に解消され、現在は月に1万台程製造するまでになっています。従って当初の目標は、発売から5カ月後の09年4月にクリアしていました。
さて、今後の動きです。ポメラ=デジタルメモですから、その機能は向上してもらいたいです。例えば、1ファイル8000文字の字数制限があります。本体のメモリのデータ領域が128kbくらいしかなく、16kbづつのブロックを8つ確保した設計だったそうです。そのため字数の制限があります。
8000文字って、原稿用紙でも20枚分ですが、ポメラはデジタルメモ。ちょっとしたメモというより、記事や原稿、議事録等のように沢山の事項をデジタルでメモしたい人のユーザー層が多かったのでしょう。これは見直す対象にしていくでしょうね。
それから、現在は書きためたファイルを検索する仕組みがありません。これだけ検索してモノを探す世の中に慣れてしまっているので、この機能も改良のポイントかもしれません。
デジタルメモ、とにかく書くだけという1点に集中して開発されたポメラ。書いたものを携帯電話で送るという発想も無かったそうです。microDSカードを使える仕様にしたのは携帯を意識した発想というよりも、実際は貧弱な本体メモリを補強する目的だったと開発者が語っていました。もちろんPCとの接続は必須と考えていたようで、USBでの接続は完備されています。
今後は、ポメラのメモをどこかに送信したい!というニーズに対して、どこまで機能を追加するのか?に注目があつまります。ネットにつなげる仕様になった瞬間、ネットブックとのポジションが不明確になるからです。実際、SIMを使うような携帯の一体化は検討していないとも聴きました。
あくまでデジタルメモですから不要な機能は一切省く。従って写真やPDFファイルを閲覧するビュアー機能も付く事は無いでしょう。とにかくテキスト入力に特化したデバイスですから、その部分を突き詰めて行って欲しいモノです。
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2010年1月26日 火曜日
キーボードのキータッチ音。機種によって随分と違うようです。
早嶋が使っているDELLのノートPC(LATITUDE E4300)は意外に音がやかましいのかも知れません。黙々とPCと戦って作文をしていると人が変わったようだ、といわれる事が多々ありました。何が?と思い、その方々のお話をお聞きしたところ、仕事中やブログを書いている時、突然スイッチがONになるようです。
初めは、キーボードの音がカチ、カチッ、とゆっくり始まり、徐々にスピードが上がって来て、スイッチが入った頃には、タッチ音がカチカチカチ・・・・と鳴り響くとか。この音を聴きながら早嶋の手を観察していた方が、何かに取りつかれたようにPCに文字を入力していると。
確かに、キータッチの音は、無い方が良いかもしれませんが、無音だとなんだか気分が乗らないかも知れないですね。となれば、メーカーによってキータッチの音を研究しているはず!そこで、DELLのマーケターに来たところ、そのような考え方もある、との事でした。
意外にも家庭の用のPCよりもビジネスユースのPCの方が音を気にする人がいるとか。無音にするよりもある程度の音を出した方が、その気になる。なんて人もいるのでしょう、早嶋みたいに。
少し、キータッチの音、調べてみようとおもいました。
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2010年1月21日 木曜日
本日の日経の地方欄に九州・沖縄地区のM&A件数に関する記事が載っていました。
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九州・沖縄に本拠を置く企業が2009年に関わったM&A件数が、前年比21%減の87件だったことがM&A助言のレコフ(東京・千代田)の集計で分かった。一昨年の景気低迷が資金調達にも影響したとみられ、2年連続のマイナス。一方、海外進出や成長産業で大型買収もあり、明らかになった金額の合計は前年の2倍の844億円となった。
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こちらの数字は、公表ベースの数字です。因みに09年のM&A件数は03年(86件)並みの件数の低水準で、直近のピークは07年(150件)の6割程度です。公表されている案件は10億円以上の大型案件です。最も大きい案件で388億の久光製薬が絡んだ買収案件。他には整理回収機構が絡んだ150億円の案件で南日本銀行の資本参加。佐賀市のダイレックスの買収、こちらは95億円。このように10億円以上の案件は他に含めて今年で9件。
M&A。この金額を見ている限り、一般消費者や中小企業の経営者からは遠い世界のお話に感じられるかもしれませんね。但し、実際に公表されている以上にM&Aや事業譲渡は増加していると思います。手法としては、大手企業のモノから徐々にではありますが、中小企業や個人であっても関われるようになって来ているからです。
早嶋もビザインを通じて、去年の半ば頃よりいくつかの案件に携わっています。M&Aといっても数千万円の譲渡価格が主で、場合によっては1000万円を切る価格での事業譲渡や株式譲渡の交渉も行っています。出版社や製造業、飲食店やエステ経営など業種も様々です。
きっと、M&Aという言葉を聴くと、「ハゲタカ」「買い叩け!」「乗っ取り」「銭儲け」など、どちらかと言えばネガティブなイメージが強いのではないでしょうか?しかし、実際に行われているM&Aの中で10億円を超える商談よりも1億円を切る価格、もっと言えば数千万円程度の金額でのやり取りの方がはるかに多いのです。そして、このくらいの価格帯のM&Aや事業譲渡の話はニュース性という観点からは極めて低いし、そこに関わるプレーヤーが極少数であったり、認知が殆どないことから世の中に公表されることがありません。
つまり、M&Aは常に大きな企業が行う経営手法のひとつで、中小企業者からすると関係の無い手法として考えられていると思います。若しくは、そのように考える事も無いと思います。
海外では、M&Aは中小企業の経営者にまで深く浸透しています。そして、そのメリットやデメリットも日本よりもはるかに理解されています。例えば、経営者が高齢になって、後継者もいない。でも、継続的にビジネスを行わないと社員や従業員、せっかく培ってきたお客さんに申し訳ない!と考える方が今後沢山出てくるでしょう。
事業を清算してしまえば、それこそ社員や従業員はまた、新たな就職先を見つける必要があります。また、お客さんも別の契約先を見つけて取引を新たに開始しなければなりません。経営者にとっても清算するためには、会社の負債を整理したり、なんやらかんやら手続きが必要になります。しかし、場合によっては企業を継続しながら上記の問題を全てクリアして、しかも退職金程度のお金が手元に戻って皆がハッピーになれる手法が存在します。その方法がM&Aや事業譲渡というわけです。
何事も言葉のイメージだけで中身を知らなければ正当な評価や意思決定はできません。ビザインとしてもM&Aや事業譲渡のメリットやデメリットを今後も情報提供していきたいと考えます。
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2010年1月17日 日曜日
ワークショップやコンサルティングをさせて頂いている時、マーケティングや経営で考えられる成功要因なんて、後付け理論に過ぎない!と発言される機会が多くあります。私も、どちらかというと後付け理論という点において賛成です。しかし、先付けか後付けかは別として、理論として整理している事が重要だと思います。
実際、多くの理論は帰納的な方法で個々の事象から事象間の本質的な関係をあれやこれやと推論して、一般的な原理をまとめています。そして、そのように一般的に原理を示すことで、今度は演繹的に一般的な原理からここの事象を導きます。
ややこしく書きましたね。例えば、ある事象において、なんとなく成功したとします。もし、そのなんとなくの要因が体系化できなかったり、何らかの因果を見出すことが出来なければ、なぜ成功したのかを付きとめる事が難しくなります。これは独りで全てを完結して、同じような事象を二度と行う必要が無ければさほど問題ないことです。
しかし、ビジネスの世界では違います。同じような事象を繰り返し高い確度で達成する事によって、効率的に効果的に成果を上げ続ける事ができます。また、成果を上げ続けるためには、組織で行う必要性がでてきます。独りで出来る事には限界があるからです。もし、何らかの事象において、なんとなく成功した事があったとしても、なんとなくのままでは成功のメカニズムを解析することができません。となれば当然、再び成功する事が博打になるかもしれません。また、他者に説明して行動して頂く事も難しくなるでしょう。
そのために理論を活用するという1つの選択肢があります。なんとなく成功した要因を、世の中であれやこれやと言われている理論に当てはめて、なぜ成功したのかを考えてみます。これがフレームワークかもしれません。勿論、様々なフレームワークがあるので、どのフレームに当てはめて考えるかは当人のセンスや知識が必要です。しかし、枠に当てはめて考える事で、物事を単純化して考える事ができます。勿論、ぴったりはまる枠が存在するとは思いません。その時は、足りない部分やはみ出た部分だけ例外として、自身のオリジナルの考えを付け加えると良いと思います。
すると意外に何故成功したのか?これまで漠然と思っていた事が、筋道が見えてくるかもしれません。筋道が見えると言う事は、また成功するためには、何をどのように行動すると良いのかが見えてきます。筋道が見えると言う事は、他者にお伝えする事も容易になると言う事です。
もし、該当するフレームが無くても、今度は単純化する中で、あるいは何故、成功したのだろう?と考える中で自信で理論化してみればいいかもしれません。理論化するというと難しいかもしれませんが、成功した理由を整理して、再現性を持たせる方法を考えるのです。
勿論全ての理論は仮説です。ただ、仮説を設定する中で、成功しても失敗しても、常に戻ってなぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?途中途中戻りながら確かめる事ができます。いわゆる検証です。すると、次にもっと効率的に成功するためには?失敗した理由はなんだったの?などが見えてくるでしょう。
なんとなくのままだと振り返りもできませんし、それを活かす事も難しでしょう。そのために体系化する。理論化する。整理する。そのひとつの方法が世の中で言われている様々な経営理論かもしれません。要は、なんとなくの事象をシンプルに分解するためのツールなのでしょう。
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2010年1月16日 土曜日
尊敬する友人と1日を共にする機会がありました。その中でのお話。
マーケティングって、色々言われているけど、結局売れるものは売れるし、売れないものは売れない。過去、日本におけるマーケティングは代理店が幅をきかせていて、広告宣伝を主体とした考え方が主だった。そのため、日本でのマーケティングは極めて偏っていたかもしれない。また、日本は単一国家で国民もそこまで多様で無かったので、皆が右に倣えで同じものを購入していた。そのためマーケティングが必要でなかったのかもしれない。
一方でマーケティングが上手な国民は欧米でした。国としては1つだが、多様な文化、宗教、人種、言葉が入り混じっています。このような国はセグメンテーションによって効果的にターゲティングが行いやすく、早い時期からSTPに代表される手法でマーケティングが行われていた。また、うまくセグメンテーションを行わないと、多様な人人の誰にも響かないため、自然とマーケティングの手法が取られていたのかも知れない。
結果的に、マーケティングの経験値がとても高く、日本が今から始めても、なかなか追いつく事が難しい。ただ、これからの日本を考えると、目には見えないけれども多様な人人になりつつある。代表的な格差もあるが、考え方がネットの普及によって、随分と多種多様になっている。そのような国において従来通りのセグメントを考えない、ターゲットをあまり意識しない手法では、売れるものも売れなくなるかもしれない。物が売れない時代に、これはかなり打撃が大きい。
マーケティングが国内の企業で必要とされている背景は、ここにあるかも知れませんね。
うーん、実に面白いなーとお話をしていました。
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2010年1月13日 水曜日
イノベーションのジレンマ。破壊的技術が既存の技術を凌駕して、力関係が全く逆転して、いつしか既存の技術がシュリンクしていくという経営の世界では非常に重要な考え方です。この考え方、向こう15年は更に意識する必要があると思います。
それも、技術系のみの話では無く、サービス系でもです。理由は、新興国のニーズレベルと先進国のニーズレベルが、イノベーターズジレンマの考え方がうまく一致するからです。新興国のビジネスは、先進国の人から見ると、次元が異なるものとして捉えがちです。しかし、実はそのニーズは、イノベーターズジレンマでいいうところの破壊的技術に相当する!と仮定すると、イノベーターズジレンマが世界規模で起こっている!と考えることができます。
つまり、現在新興国で満たされている技術やサービスは、新興国のニーズレベルを満たしていますが、時間の経過とともにいつしか、先進国のニーズをも満たしてしますのです。すると、新興国でこれまで下位の技術やサービスとして認知されていたものが、新しいスタンダードとなり、先進国のそれと置き換わるというシナリオです。
クリステンセンの理論では、破壊的技術がローエンドのスペックを超えるまでに10年とか20年というスパンがありました。しかし、新興国で起きている現象は、そのスパンが3年とか5年とかの時間間隔で起きてくると思います。
GEなどは、この事に対して既に布石を敷いています。つまり、あえて新興国のニーズレベルに合わせた製品・サービスを新興国で提供しているのです。そして、今後、先進国のニーズレベルを超えて、製品やサービスの入れ替えを狙っているかのようにです。
このシナリオは、日本にとって否定的です。日本の経済成長率は、既存の商品をベースに勝負しているとすると、新興国の商品にいつの間にか塗り替えられる可能性があるからです。となると、日本にとって成長が更に鈍化する事を意味します。
こんなシナリオ、ただの理論上の戯言に過ぎない事を願いつつ。
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