Wake me UP!
沖縄の国際通りと公設市場の間にあるアーケードにて。インパクトのあるTシャツでした。ラコステは文句を言うまいぞ。
2010年1月27日 水曜日
キングジムのポメラ。良くマーケティングされた商品だと思います。ポメラは、文庫サイズのケースに折りたたみ式のキーボードとモノクロ液晶がついただけのシンプルなメモ帳です。ただしデジタル。
一言で表すならば「デジタルメモ」、テキスト入力に特化したデジタルメモです。
そもそも何故このような商品が生まれたのでしょう?開発者のインタビューを見ていると、次のような事がきっかけのようです。
「カバンの片隅に入って、テキストだけ打てて電源の心配をせずに使えるものがないかと、常々モヤモヤしていました」そこで、「毎日のように行うミーティングを記録したり、ちょっとしたアイディアを打ち込める手軽なツールがあったらいいなぁ」「手軽にデジタルメモが取れる何かないかなぁ」と。
ポメラは、見事上記の困ったことや、こんなのがあったらいいなぁ、を形にしたソリューションですね。
以下、ポメラのマーケティングミックスを見ていき、その後、今後の改善等や展開の方向性を考えてみました。
【商品】
デジタルメモのコンセプトを実現するために、手軽さと電池の持ちは工夫されています。サイズも370gの文庫サイズ。どこでも持ち歩けて、何時でも使える。それが20時間の駆動時間というスペックに落ちついたのでしょう。
特徴は2つの安心感でしょうか?1)1日4時間使っても5日間はOK、つまり1週間は電池を交換せずに使えるという安心感。2)単4電池2本という電源構成は、どこでも手に入る!という安心感を提供しているのでしょう。
ポメラのディスプレイは、今時珍しいバックライトの無い反射型モノクロ液晶です。しかし、コントラストが非常に高いため、暗いところでも十分に使えます。キーボードはパンタグラフ式で折りたたみ可能な仕組み。キーピッチは約17mmでキーの横幅を均一にすることで打ち間違えをしないように配慮した設計です。タッチ感も適度にクリック感があって打ちやすいです。
ポメラはデジタルメモですから、云わば書く道具です。そのため耐久性は、2万回以上の開閉テストにたえ、一般のノートPCと同様の鍵数に耐えるようキーボードです。それから、75cmの高さから6面のどこから落としても大丈夫という落下耐久性も保持しています。
外観は、本体の補強も兼ねた天板・鏡面仕上げ。きょう体にはラバー塗装を施して、毎日持ち運びたくなるような質感にしているところもにくいです。
【価格】
価格帯を考えるときにネットブックの存在を意識しているようです。そのため2万円を切る価格というのが当初のゴールだったとこ。結局、発売価格は2万7300円でしたが、部材の質や耐久性などを考慮した結果、どうしても2万円を超える価格になってしまった、というのが実のところのようです。ただし、価格コムで見て見ると実売価格は2万円を切り、最安値で1万5000円くらいのものも出ていました。結果的には目標の価格をクリアしているのです。
【流通・プロモーション】
ネットの通販と家電量販店です。この商品が売れだしたのは、ネットの世界のバズです。mixiのコミュニティーをきっかけにポメラユーザー会が立ち上がり、その世界から広まったとの話もあります。これを意図的に仕掛けてのかは分かりません。
ポメラの売上ですが、2008年11月の発売当初で年間3万台を目標に設定されていました。しかし、12月10日付けで「製品供給不足に関するお詫び」と題する発表をするほど人気が集まり、一時品薄状態が続きます。この状況は09年の2月に解消され、現在は月に1万台程製造するまでになっています。従って当初の目標は、発売から5カ月後の09年4月にクリアしていました。
さて、今後の動きです。ポメラ=デジタルメモですから、その機能は向上してもらいたいです。例えば、1ファイル8000文字の字数制限があります。本体のメモリのデータ領域が128kbくらいしかなく、16kbづつのブロックを8つ確保した設計だったそうです。そのため字数の制限があります。
8000文字って、原稿用紙でも20枚分ですが、ポメラはデジタルメモ。ちょっとしたメモというより、記事や原稿、議事録等のように沢山の事項をデジタルでメモしたい人のユーザー層が多かったのでしょう。これは見直す対象にしていくでしょうね。
それから、現在は書きためたファイルを検索する仕組みがありません。これだけ検索してモノを探す世の中に慣れてしまっているので、この機能も改良のポイントかもしれません。
デジタルメモ、とにかく書くだけという1点に集中して開発されたポメラ。書いたものを携帯電話で送るという発想も無かったそうです。microDSカードを使える仕様にしたのは携帯を意識した発想というよりも、実際は貧弱な本体メモリを補強する目的だったと開発者が語っていました。もちろんPCとの接続は必須と考えていたようで、USBでの接続は完備されています。
今後は、ポメラのメモをどこかに送信したい!というニーズに対して、どこまで機能を追加するのか?に注目があつまります。ネットにつなげる仕様になった瞬間、ネットブックとのポジションが不明確になるからです。実際、SIMを使うような携帯の一体化は検討していないとも聴きました。
あくまでデジタルメモですから不要な機能は一切省く。従って写真やPDFファイルを閲覧するビュアー機能も付く事は無いでしょう。とにかくテキスト入力に特化したデバイスですから、その部分を突き詰めて行って欲しいモノです。
2010年1月26日 火曜日
キーボードのキータッチ音。機種によって随分と違うようです。
早嶋が使っているDELLのノートPC(LATITUDE E4300)は意外に音がやかましいのかも知れません。黙々とPCと戦って作文をしていると人が変わったようだ、といわれる事が多々ありました。何が?と思い、その方々のお話をお聞きしたところ、仕事中やブログを書いている時、突然スイッチがONになるようです。
初めは、キーボードの音がカチ、カチッ、とゆっくり始まり、徐々にスピードが上がって来て、スイッチが入った頃には、タッチ音がカチカチカチ・・・・と鳴り響くとか。この音を聴きながら早嶋の手を観察していた方が、何かに取りつかれたようにPCに文字を入力していると。
確かに、キータッチの音は、無い方が良いかもしれませんが、無音だとなんだか気分が乗らないかも知れないですね。となれば、メーカーによってキータッチの音を研究しているはず!そこで、DELLのマーケターに来たところ、そのような考え方もある、との事でした。
意外にも家庭の用のPCよりもビジネスユースのPCの方が音を気にする人がいるとか。無音にするよりもある程度の音を出した方が、その気になる。なんて人もいるのでしょう、早嶋みたいに。
少し、キータッチの音、調べてみようとおもいました。
2010年1月17日 日曜日
ワークショップやコンサルティングをさせて頂いている時、マーケティングや経営で考えられる成功要因なんて、後付け理論に過ぎない!と発言される機会が多くあります。私も、どちらかというと後付け理論という点において賛成です。しかし、先付けか後付けかは別として、理論として整理している事が重要だと思います。
実際、多くの理論は帰納的な方法で個々の事象から事象間の本質的な関係をあれやこれやと推論して、一般的な原理をまとめています。そして、そのように一般的に原理を示すことで、今度は演繹的に一般的な原理からここの事象を導きます。
ややこしく書きましたね。例えば、ある事象において、なんとなく成功したとします。もし、そのなんとなくの要因が体系化できなかったり、何らかの因果を見出すことが出来なければ、なぜ成功したのかを付きとめる事が難しくなります。これは独りで全てを完結して、同じような事象を二度と行う必要が無ければさほど問題ないことです。
しかし、ビジネスの世界では違います。同じような事象を繰り返し高い確度で達成する事によって、効率的に効果的に成果を上げ続ける事ができます。また、成果を上げ続けるためには、組織で行う必要性がでてきます。独りで出来る事には限界があるからです。もし、何らかの事象において、なんとなく成功した事があったとしても、なんとなくのままでは成功のメカニズムを解析することができません。となれば当然、再び成功する事が博打になるかもしれません。また、他者に説明して行動して頂く事も難しくなるでしょう。
そのために理論を活用するという1つの選択肢があります。なんとなく成功した要因を、世の中であれやこれやと言われている理論に当てはめて、なぜ成功したのかを考えてみます。これがフレームワークかもしれません。勿論、様々なフレームワークがあるので、どのフレームに当てはめて考えるかは当人のセンスや知識が必要です。しかし、枠に当てはめて考える事で、物事を単純化して考える事ができます。勿論、ぴったりはまる枠が存在するとは思いません。その時は、足りない部分やはみ出た部分だけ例外として、自身のオリジナルの考えを付け加えると良いと思います。
すると意外に何故成功したのか?これまで漠然と思っていた事が、筋道が見えてくるかもしれません。筋道が見えると言う事は、また成功するためには、何をどのように行動すると良いのかが見えてきます。筋道が見えると言う事は、他者にお伝えする事も容易になると言う事です。
もし、該当するフレームが無くても、今度は単純化する中で、あるいは何故、成功したのだろう?と考える中で自信で理論化してみればいいかもしれません。理論化するというと難しいかもしれませんが、成功した理由を整理して、再現性を持たせる方法を考えるのです。
勿論全ての理論は仮説です。ただ、仮説を設定する中で、成功しても失敗しても、常に戻ってなぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?途中途中戻りながら確かめる事ができます。いわゆる検証です。すると、次にもっと効率的に成功するためには?失敗した理由はなんだったの?などが見えてくるでしょう。
なんとなくのままだと振り返りもできませんし、それを活かす事も難しでしょう。そのために体系化する。理論化する。整理する。そのひとつの方法が世の中で言われている様々な経営理論かもしれません。要は、なんとなくの事象をシンプルに分解するためのツールなのでしょう。
2010年1月2日 土曜日
年末年始は長崎の実家に帰省しています。父と話をしていると、時々、なるほどという言葉を耳にします。
例えば、父曰く。
「高級腕時計をはめて、時間に遅れてくれる奴はボンクラ(能力が低い、使えないなど否定的な意味)、そんな奴は安時計をしておいたがりこもん(利口者)」
物の価値を分からなければ、せっかくの物が価値を発揮できない。また、その物に応じた人でなければその価値を活かす事も出来ない。背伸びをせずに、等身大である事の重要性を説いています。
例えば、父曰く。
「腐った木は燃えるのも早い」
暖炉の薪をとりに行っている時に、薪と人を例えて話をしていました。軽くて中が腐り始めた木は火がついてもすぐに燃え尽きてしまいます。乾燥しただけで腐っていない堅い気は、火がついても持続します。人も同じで、心(この場合、信・芯・清・真かもしれません)を持ち続けている人は、モチベーションが持続するのです。
的を射た発言。新年から父もバリバリ活動している。
2009年12月10日 木曜日
アイデア。フリスクのCMを見ているとアイデアについて考えずにはいられません。
アイデアはコストを必要とせずに、無限に広がって行きます。そして、そのアイデアは富を生みます。勿論、アイデアの発端から何かを奪う事も無く、アイデア自体が次々に富を生み出します。この事について特許制度の生みの親であるトマス・ジェファーソンはろうそくに例えて表現しています。
まるで私のロウソクから火をもらった者が、私のロウソクの火を暗くすることなく明りを受け継ぐように。と。
アイデアは究極の潤沢な商品かも知れません。伝達のためのコストはゼロです。アイデアが生まれると自然と自ら遠くへ伝わって行きます。まるでその事を望んでいるかのようにです。そして、そのアイデアに触れたもの、全てが富を享受するのです。
しかし、実際のところこの伝搬は特許や権利としてビジネスで抑えられています。アイデアの伝搬を意図的に抑える事によって、アイデアの不足を生み出すのです。この状態はある企業にとっては優位な立場になり、残りの多くにとって不協和な状況になります。企業機密、特許、権利。まさに知的財産そのものです。
ビジネスは、自然に広がるアイデアの動きを強制的に妨げ、そこに不協和を生み出し、そしてそのアイデアを生み出した本人が富を得るようにしている事かもしれません。アイデアを生み出した人にその権利があると主張すると、その考え方は極自然ですね。しかし、最後には特許も切れるので、長い目で見ると、やはりアイデアは自然に伝搬して、伝搬した全てに一様に富を生み出します。
と考えたものの、伝搬するには、あらゆる制約があるのが現在の世の中でしょう。
2009年12月8日 火曜日
通常、お金を払っているけれども、もらう事を考えられないでしょうか?あるいは、お金をもらっているけれども、払わなければならない事って無いでしょうか?
例えば、ライブ会場では出場するバンドにお金を支払っていますが、ライブ会場で歌いたいアマチュアバンドからは逆にお金をもらっています。
例えば、中国の一部の医師は、担当する患者さんが健康であれば報酬をもらえるそうですが、彼ら彼女らが病気になれば報酬が減額されるのです。患者さんの健康状態によって報酬が決まるというシステムです。
例えば、デンマークにあるスポーツジムでは、会員が少なくとも週に1回来店すれば会費が無料になります。しかし、1週間に1度でも足を運ばなければ、その月の会費を全額納めなければなりません。このプログラムは、効果絶大だとか。毎週通うことで、会員さんのトレーニング効果がでますし、ジムが好きになります。しかし、必ず1週間の間に来店する事ができなくなる日があり、会費はちゃんと支払われるそうです。しかし、その時は、自分がいかなかったのだから仕方が無い!と潔く払い、いかないジムに会費を払うよりは退会しよう!といういインセンティブをうまく消すことに成功したのです。
例えば、オーディション会場費。あるフリーペーパー雑誌は、子供の写真を表紙に載せるときに、毎回オーディションを開催して素人の子供を集めて写真大会を行っています。通常は、オーディション会場の費用はオーディションを主宰する側が払うのでしょうが、このフリーペーパーは逆です。オーディションを主宰する会場側からお金を頂いているのです。理由は、なるほどです。毎回、オーディションには300組以上の親子が参加します。下手に広告を打つよりは、オーディションを行ってもらった方がお客さんが来るという寸法です。因みに、オーディション会場は近郊のショッピングモールなど、親子が集まってもらうとうれしい人たちが対象です。
このようなさかさまのビジネスモデル、他にはどのようなものが有るでしょうか?発想を転換する事によって、ブルーオーシャンを作る事が出来るかも!
2009年11月23日 月曜日
連休前半は仕事でしたが、勤労感謝の日の今日は、朝からクルージング。
と言っても、雲ひとつない良い天気で、風もほとんど無かったので、機先で。途中でセイルを上げましたが、穏やかな風でしたので5ノット程度の、のんびりセーリングとなりました。船からルアーを投げて魚釣りを試みるもあたりもなく。
終日、ポーと船の上で過ごし14時過ぎに陸に上がりました。久々にリフレッシュできた休日でした。皆さんはどのような連休でしたか?
2009年10月17日 土曜日
休みの日には、妻とカフェによく行きます。
本日は、玄関と書斎のインテリアを変えようということになり、福岡市天神のインテリアショップを散策。
そこで見つけたのが、薬院六ッ角にあるorto cafeさん。
見つけたというより、以前から知っていて、機会があれば行ってみたかったお店です。
http://r.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40001854/
本日いただいたのは、Days Lunch.日替わりランチですね。
とても美味しかったですよ。
店内の雰囲気が何より私好み。ラッキーにも玄関、書斎のインテリアに参考になるポイントもちらほら。
最も関心したのは、私が食べていたものを床に落としてしまったので、最初にいただいていた
お絞りで、床を拭いた瞬間、つかさず新しいお絞りを持ってきていただいたことです。
恐らく、そんなこと店内マニュアルには書いてないと思います。
しかし、こんなちょっとしたサービスがリピートへのきっかけになります。
今回お絞りをさっと持ってきてくれた男性店員さん以外でも同じことができるのかなぁ?
できるとしたら、どんな教育というかをしているのだろう?どんな仕組みがあるのだろう?
なんてことを考えました。
ということで、何度も足を運びそうです。